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Hello Acupuncture and Moxibustion!

書き途中ですけど、とりあえず公開しちゃいます。
ちょっとずつアップデートしていくかもしれませんので、よろしくお願いします!

目次

なぜ、ブログをはじめたのか?

ブログを始めたのにはこれまでの自分の鍼灸体験が大きく関わっています。

私は現在、鍼灸専門で一人で鍼灸院をやっています。(寂しいです…)

臨床の現場にいる鍼灸師として、多くの人に知ってほしいことがたくさんあるからです。

そのひとつは「鍼灸という選択肢もある」ということです。

鍼灸はマイノリティー

鍼灸治療を受けている人、まわりにいますか?

最近では美容鍼などで受けたことのある女性が増えてきている印象がありますが、治療として鍼灸を受けている人が身近にいる人はそんなにいないのではないでしょうか?

ある特定の環境化ではこれも違ってきます。

例えば、学生の時から部活動をしている人などです。
また、おばあちゃんが鍼灸の愛好家でその娘、孫も小さい頃から鍼を受けているなど、家庭環境も影響します。

昨今では、NHKなどでも取り上げられるようになってきましたが、鍼灸の認知度はまだまだ圧倒的に低いです。

そもそも、鍼灸の受療率(鍼灸を受けているヒトの割合)は3~5%ほどと推計されていますが、定期的に鍼灸を利用している人はこれよりもずいぶんと低いかと思います。

なぜ、鍼灸は広がらない? ~3つの壁~

それはズバリ。
「なんか怪しいし、痛そうだし、怖そう」だからです。そもそも知らない人のほうが多いです。
鍼灸はいいものだけれど、いい鍼灸を提供している鍼灸師がすくない気もします。

原因は色々と指摘されていますが、個人的には段階別に3点あると思っています。

1.【そもそも知らないの壁】鍼灸に対する認知度と理解度の低さ

これはよく言われている話ですが、そもそも鍼灸ってなに?どころか「鍼灸」自体を知らない人が多いということです。

そもそもの認知度(正しく鍼灸を認識しているという意味で)が低い原因は最後にお伝えする3点目の理由に起因していると思っています。

自分自身も親から強制的に鍼灸を受けさせられた18歳のときまで、全く認知していませんでした。

2.【なんか怪しい・怖いの壁】鍼灸への恐怖心と懐疑心

「鍼を刺すと、あなたのお悩みの症状が解決します!」
・・・怪しくないですか?

正直、私は最初、とても鍼灸治療に対して懐疑的でした。

そもそも、見た目がエグいですよね。グーグル検索すると背中とかにグサグサ針刺さってますし。

痛そう。鍼を体に刺す行為はどう見ても痛そう。

しかも、無痛ですとか、痛くありませんとか書いてるブログめっちゃあるので余計に胡散臭い。

「そんなことをして体が良くなるのか?なるわけないでしょ。ていうか、怖い」という感じでした。

自分の場合は運良く腕のいい先生に施術してもらえたおかげで、自分自身も鍼灸師になってしまうほどに鍼灸を好きになってしまいました。

3.【失望・二度とやらないの壁】初めての鍼灸治療で良い鍼灸体験ができなかった

これが最も残念な要因。

鍼灸治療を受けるには大きな心理的ハードルを超えなければならない人が多いです。
(もちろん、鍼灸治療に対する恐怖感もあまりなく、受けてみたいという人も一定数いらっしゃいます)
それを裏切られるわけですから、二度と鍼灸を受けたくないとなるのが自然です。

鍼灸治療が嫌いになってしまう人のパターン

STEP
鍼灸治療を勇気を持って受けに行く

ワクワク、ドキドキ、いざ鍼灸

STEP
受けた鍼灸治療が良くなかった

「せっかく期待して鍼灸治療をうけたのに、全然効かなかった」
「すごく痛くて、受けている最中は冷や汗だらけ。辛かった。」
「なんかすごいスピリチュアル系で怖かった。何をされているかもよくわからなかった。」
「気が変わったとか、整ったとか言われたけれど、全然よくなっていない」

STEP
鍼灸は二度と受けたくないと思う

「鍼灸って全然効果ないですね。受けるのやめます。」

いわゆるマッサージとかではそうならない

しかし、リラクゼーションマッサージや整体などではこの現象はあまり起きません。
大抵の人はモミモミ屋さんで失敗しても以下のような思考・行動になります。

  1. マッサージを受けに行く
  2. 受けたマッサージが良くなかった
  3. やってくれた人が下手だったと思う
  4. また別の店舗や人で試してみる

この違いはなんなのか

この違いはどこから来るのでしょうか…

これは鍼灸という物自体が人々に広く知られていないことが原因であると考えています。

マッサージや整体の場合には人々の中に「マッサージや整体で腰痛や肩こりが改善する」という意識が刷り込まれていると思います。

しかし、鍼灸治療はそうではありません。
かなり不透明でそもそもどのような理屈で何をしてくれのかもイメージが湧きづらいと思います。
実際に行った鍼灸院で想像とは全然違うことをされる人も少なくないはずです。

そして、初めての鍼灸体験が失敗に終わった人には以下のような認識が生まれます
これまで、いろいろな人から鍼治療で失敗した経験を聞いていますので、思いつく限り上げてみます。

  • 「鍼はただ痛いだけで、何も変わらなかった」
  • 「鍼は痛くなかったけれど、肩こりはよくならなかった」
  • 「先生は気が整ったと言っているけど、良くなっている実感が全くない」
  • 「首だけ刺してもらったけど、変化を感じられなかった」
  • 「鍼を受けに行ったのにほとんど刺してもらえなかった」
  • 「そもそも何をされているのかよくわからなかった」
  • 「自分は鍼治療と相性が悪い」
  • 「名人と評判の先生に良くなると言われたが、全く変わらなかった(検査結果の数値)」

これよりも酷い話をお客さんから聞いていますが、ここに書くことが憚られるので割愛します。

私もこれまでに100人以上の鍼灸師の施術を受けてきましたが、自分自身も上記のような感想を抱いたことは幾度となくあります。

いい鍼灸師は一握り?

これが一番の問題なのですが、鍼灸治療を受けるまでの経路にもよりますが実力のある鍼灸師に初めての鍼灸治療であたれる可能性は高くないと思います。

特に鍼灸専門ではない施術所(接骨院・整骨院など)で働いている鍼灸師は業歴が浅く基本的には整体やもみほぐしを主な業務として行っている場合が多いのです。(一概に全ての針灸接骨院がそうではありませんが…)

合う合わないはぶっちゃけ ”ある”

鍼灸が合う合わないというより、鍼灸

鍼灸の手法や流派は多種多様

良くも悪くも、日本の鍼灸の手法は八百万。

「鍼灸受けたら良かったよ」は「お昼は麺を食べたよ。美味かった。」ぐらいのザックリ感のある言い回しです。

普通であれば「麺類でもラーメン?味は?」みたいになりますが、鍼灸はざっくり鍼灸で一括りにされます。

同じ流派の鍼灸師でも全然違う

どうやって自分にあった鍼灸院を見つけるか

【現在書き途中です…】

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コメント

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